• 2018.4.5

トリコモナスと淋病の症状の違いを知る

症状の違いについて考える男女

トリコモナスと淋病の症状はよく似ていますが、その違いは男女による症状の表れ方にあります。
トリコモナスは男性では殆ど発症せずに女性に多く発症しますが、淋病は女性の症状が弱く、男性に強い症状として現れるのが特徴です。
見分け方で一番顕著なのは男性で発症した場合であり、トリコモナスは比較的軽症で済むのに対し、淋病は尿道に生じる痛みがとても強く、膿のような分泌物が生じてきます。

女性の場合はトリコモナスと淋病ではそれほど大きな違いがなく、トリコモナスは女性では発症率が高く重症化することもありますが、淋病は症状がとても軽いといった程度です。
ただし女性の場合はその症状がとても似ているので、どちらの性病なのか検査で確定しておく必要があります。
感染は膣トリコモナスの場合ですが、どちらもコンドームを使用しないセックスによって感染する場合が殆どです。
ただし淋病は性器を接触しないオーラルセックスやディープキス、またフェラチオやアナルセックスでも感染するほど、性病の中では強い感染力を持っています。

またセックス以外でも公衆浴場やプール、公衆トイレといった場所を利用することで感染するのも同じです。
しかしこちらはトリコモナスの方が病原菌の生命力が強いので感染する割合が高く、淋病はその病原菌の生命力が弱いので直接的な接触以外では感染しないのが圧倒的です。

このどちらもが発症すると自然治癒することは有り得ませんので、発症する原因に心当たりがあり、何か違和感を感じたり自覚症状があれば、直ぐに医療機関による検査と治療を行って下さい。
それはトリコモナスは男性が、淋病は女性が感染していても自覚症状が少なく、そのまま感染拡大に繋がっていくからです。
治療は専門の病院で行うのが理想ですが、性病の治療は医者であってもあまり見せたくない部分であるので、トリコモナスは治療薬を通販で購入して行うことも可能です。
淋病は抗生物質の投与を行えばいいのですが、投薬での治療は効果が低いので注射器による静脈や筋肉による注射で行います。
こちらは保険も適用されるのですが、静脈による注射は点滴でも行えるのに対し、筋肉注射は臀部から行い、しかも注射時に強い痛みを伴います。

淋病が喉に感染した場合の症状と注意点

淋病の病原菌が喉に感染すると咽頭淋病になり、その症状は喉に僅かな痛みと発熱がある程度であり、おりもののようなはっきりとした症状は出ません。
そのために感染していても気づかれない場合が多く、この咽頭淋病からの感染からくる男性での淋病患者は、全体の一割から三割と言われています。
この咽頭淋病は潜伏期間が短く一週間以内に発症しますが、治療しなくても殆どの場合が無症状で終わってしまいます。

このように感染を広げるだけで症状そのものは大したことがないように思われがちですが、この病気の注意すべきところはHIV(エイズ)感染率が5倍にまで跳ね上がってしまうという点です。
元からHIVの感染力は極めて低いのですが、そこに性病が既に感染していると、皮膚の炎症や白血球数の増加で健常者よりもHIV感染のリスクが高まってしまいます。

また女性は性行為での妊娠が難しくなったり、男性も淋病が精巣に影響して無精子症となったりするので注意が必要です。
この咽頭淋病になると性病でありながら発症する場所が喉となるので、その見分け方がとても難しく、性器周辺ばかり検査しても発見できません。
専門は耳鼻科となるのでそこで検診を受けるか、全ての性病を把握している専門医による検診が必要になります。

また保健所での性病検査も尿検査なので発見はできません。
そしてこの病気は治療が難しいことでも有名であり、病原菌が変異を続けているので根絶が難しくなっています。
現在は点滴による投与によって殆どの患者が治癒できますが、この方法でも治癒できなければ長期化してしまいます。

この咽頭淋病は同じパートナーとだけ性行為を行い、その相手となる男性の性器から淋病特有の症状が発症されれば気付くケースもあります。
それ以外では性病検査で性器に異常はなくても陽性となったり、おりものの量が多くなった場合に偶然発見されるというのが多数です。
性器を直接に性器に受け入れないのなら性病には感染しないといった安易な考え方が定着している現代にあって、この咽頭淋病は注意すべき性病と言えます。

関連記事

ピックアップ記事
個人輸入で治療薬を買うイラスト

2018.1.9

ジスロマックの副作用が辛い!クラミジアに効く別の薬

ジスロマックは、比較的副作用が少ないクラミジア感染症の治療薬として知られています。 既往歴や体質によっては急性腎不全や肝機能障害などの辛い…

ページ上部へ戻る