• 2018.3.10

コンジローマの症状と原因

ウイルスのイメージ

コンジローマはヒトパピローマウイルス(HPV)という人間にしか感染しないウイルスが性器や肛門周辺に感染することによって、その周辺に良性の腫瘍ができる性感染症です。
コンジローマは、その症状としてイボのような腫瘍ができることが特徴です。
イボのような腫瘍ができることから、コンジローマは基本的に尖圭コンジローマと呼ばれます。

尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルスの中でも、6型と11型のものが原因であると考えられています。
つまり、原因菌となるのは6型や11型のヒトパピローマウイルスです。
原因菌に感染することで発症しますがコンジローマは自然治癒することもあります。
しかし、型によっては悪性化することもあるため専門機関に早期に診断・治療を求めるようにすることが大切です。

尖圭コンジローマとなると、女性特有の症状としては、おりものの量が増えたり、色が濃くなったりといった変化があらわれることがあります。
ただし、この症状は必ずあらわれるわけではないため注意が必要です。

また、尖圭コンジローマが発症したイボのような腫瘍ができた部分に痒みや痛みを伴うことがあります。
基本的に女性の場合尖圭コンジローマは自覚症状が少なく、発見が遅れがちです。
自覚症状がないため感染したことに気づかず、イボのような腫瘍が大きくなってから気づく場合が多いです。

尖圭コンジローマはイボ以外の自覚症状が少なく、目視できない膣内部に症状があらわれることも多いため注意が必要です。
性器周辺から肛門にかけて全体的に症状があらわれる可能性があります。
尖圭コンジローマは、オーラルセックスやアナルセックスによっても感染することがあるため、注意が必要です。

女性と同様、男性も感染部位にイボのような腫瘍が発生します。
男性器先端から肛門にかけてまでイボの症状があらわれるため注意が必要です。
重症化すると、イボが大きく成長し、鶏のとさかのような形状となります。
男性もほとんど自覚症状があまりないことが多く、イボのような腫瘍が痒みや痛みなどを伴うこともあるため注意が必要です。

ベセルナクリームの効果と副作用、注意点など

尖圭コンジローマの治療には、大きく分けて薬による治療と外科的な治療があります。
イボができている場所や数、大きさなどに応じて専門家とよく相談して治療方法を選択するようにすることが大切です。
ここでは、薬による治療について説明していきます。

尖圭コンジローマのベセルナクリームは、尖圭コンジローマの特徴的な症状であるイボのような腫瘍を解消する効果があります。
ベセルナクリームは、クリームを塗った箇所に少しずつウイルスに対する免疫ができ、結果として原因菌となっているウイルスを追い出すことができるという効果を有しています。
尖圭コンジローマの原因菌であるヒトパピローマウイルスは、皮膚や粘膜の微小な傷から侵入してきます。

尖圭コンジローマにおいては、通常、ヒトパピローマウイルスに感染してから発症するまでに数週間から3カ月程度時間がかかると言われています。
そのため、尖圭コンジローマの治療が終了した後も最低3カ月程度は厳重に経過を観察することが大切です。
尖圭コンジローマは再発しやすい性病であることから、早期の発見に努めなければなりません。
ベセルナクリームの副作用はほとんどありませんが、注意すべき副作用として稀に発赤、むくみ、肌荒れ、かゆみなどの症状があらわれることもあるため注意が必要です。

注意点として、用法・用量を守るようにすることが大切です。
これを守らないと重篤な副作用が発生する可能性もあります。
また、もう一つ守るべき注意点として、尿道や肛門内に塗ることはできません。
傷のある患部にもベセルナクリームを塗ることはできないので注意が必要です。
ベセルナクリームは週3回患部に塗布することによって効果を得られため、必要以上にたくさん塗らないようにしなければなりません。

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